イラストレーション、装幀、挿絵

「どんぐり喰い」(福音館書店)の試し読みが、公開中です。

挿絵を担当した、「どんぐり喰い」の試し読みが、来年のどんぐりの季節まで公開されています。

11月に刊行予定の物語。
「どんぐり喰い」の見本が届きました。
書店に並ぶのは、11月末ごろでしょうか。

この本は、YA(ヤングアダルト)ですが、大人の人にも読んでもらいたい。
読み応えのある内容です。

早川は、この本の表紙周りと、各章の扉ページに、1点ずつ挿絵を描きました。
木版画での挿絵です。


「どんぐり喰い」
エルス・ペルフロム 作
野坂 悦子 訳



早川純子/絵
森枝 雄司/装丁

水越里香/編集

福音館書店より


(注/写真のどんぐりは、早川が近所でひろってきたものです。物語の舞台はスペイン。どんぐりの種類も違います。)


現在、本の刊行を記念して、第1章「森」が、 期間限定で公開されています。
2021/11/8(月)~2022/10/31(月)まで。


下記リンクからどうぞ。
https://fukuinkan.co.jp/detail_contents/?id=173…



お話の舞台は、内戦が終わってからすぐのスペイン。アンダルシア地方。

以下、出版社のホームページ。この本の紹介ページから引用しました。

<主人公の少年クロは貧しい家計を助けるため、学校をやめて働きに出る。
豚やヤギの世話、建築現場の下働き……。
内戦終結からまもないスペイン・アンダルシア地方で、人々は貧しさや社会の不条理に耐えながらも誇り高く生き抜き、クロもまた、たくましく成長していく。
オランダを代表する児童文学作家エルス・ペルフロムが夫の少年時代の話をもとに描き、オランダで最も優れた児童文学に贈られる「金の石筆賞」に輝いた名作。>




「どんぐり喰い」
エルス・ペルフロム 作
野坂 悦子 訳


早川純子/絵
森枝 雄司/装丁

水越里香/編集

福音館書店より

定価 /2,310円(税込)
ISBN/978-4-8340-8636-2

ページ数/ 344ページ
サイズ/ 20×14cm
初版年月日/2021年11月20日

シリーズ/福音館の単行本


著者、 エルス・ペルフロムさんからのメッセージ。
訳者、野坂悦子さんの特別エッセイが、同じく出版社のホームページに掲載。リンクされています。第1章の、試し読みと一緒に、一足先に、お楽しみください。

https://www.fukuinkan.co.jp/detail_contents/?id=173

本を開くと爽やかな風がふいてくるよう。カバーと表紙の色は、アンダルシア地方の大地の色をイメージしています。
花切れは新緑の黄緑色。しおりの黄色は若々しい感じ。
装丁は、以前絵本でのお世話になった、森枝 雄司さん。

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第6回 版と表現展 2022 横浜にて。木口木版の小さくて、底が深い世界。次のページ

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