藍染して、色あせた服を変身させるぞ〜。
埼玉県行田市 牧禎舎(まきていしゃ)藍染体験工房にいってきました。
版画仲間の永島幸子さんが、現在関わっている藍染工房です。
「牧禎舎」はNPO法人ぎょうだ足袋蔵ネットワークの活動の一つで、
昭和初期の旧足袋・被服工場と事務所兼住宅を改装した施設だそうです。
銅版画家の永島さん。
数年前からこの藍染工房に関わっていて、いつか行きたいなあと思っていました。
工房で用意しているハンカチなどで、藍染め体験ができます。
持ち込みの布も染めることができます。
私は着古したシャツ。色あせてきた藍染のスカーフを染めてきました。
事前予約が必要なので、興味ある方は工房のブログをご覧ください。
染める布を選ぶ
私は着古して、クタクタになったシャツなど。色味を変えたいスカーフなど。
染めたいものが沢山あって選べませんでした。
とりあえず今回の予算を決めて、布を全部持っていって工房で何を染めるか相談して決めました。
「多くても、2枚くらいがいいよ。」とか、「最初は薄いものが染めやすい。」
など、的確にアドバイスされ、、、。
その結果、着古して黄ばんだ薄い綿のシャツ。
ナルトの柄のバティックの綿のスカーフ。
この二つを染めることにしました。
最初にぬるま湯に布を浸す。
染める前に、ぬるま湯に布を浸しました。
その間、エプロンをしたり準備をする。
何度も藍につけて、空気にさらして染めていく
工房には藍染の大きな瓶が2つありました。
それぞれ濃い色。薄い色に染まるそうです。
最初に薄い色のツボにつけました。
シャツと、スカーフを1点ずつ。各5分くらい。
ツボの中を保温しているので、手袋した手を藍染の液の中に入れると、あったかい。
縫い目のところなど、染まりにくいところを手探りでさぐり、ゆっくり揉みながらつけていきます。
染めたスカーフをゆっっくりツボから出して、絞る。
ぎゅ=と。
仕上げのぎゅーは。永島さんが見てくれた。
なかなか難しい。握力がいるなあ。
で、絞って竹竿に下げて空気に触れると、ぱああ〜と色が変わります。
これは何回みても不思議。そして藍染特有の匂いがムーンと。
空気に触れてないと、藍色は定着しない。
布に液が付いていても、色は発色しない。不思議だ。
シャツは、一回薄い色のツボで染める。
2回目は濃いめのツボで染める。
シャツは、全部同じ色だとつまらないので、袖を結んでみた。
袖口に空気が入らないように、入れていく。濃い目に染める時も、最初と最後は薄い藍染のツボで染めるみたい。
一回染めて、そめた時間だけ空気の触れて色を発色させる。(定着?)
その間お茶をいただいて、染めのサンプルなどみたり、他の作品を見たり。
工房の中を色々見たり。
毎回、ツボにつけた時間と同じくらい、空気に触れさせるそうです。
けっこう忙しい。
これで3枚の布に色をつけたら、大変だった。
2枚でも永島さんに手伝ってもらう。
藍染のツボに入れいてる間、布をさわさわ触る。
ツボの位置が低いので、腰が痛くなりそう〜。
ザブザブ何度も水洗いする
染めあがったら、水場に移動。ザブザブ水洗いする。
何度も水を換えながら。
定着剤はここでは使わないそうです。
塩や鉄焙煎など使うのかと思った。
以前染色屋さんで売っている簡単な藍染のセットを使ったことがあるけど、その時は定着液につけた記憶がある。
オケの中で洗うと、最初は水は深緑っぽい色。
だんだん水色っぽくなるまでゆすいで終了。
家での作業のプリントをいただきました。
どんな色になるんだろう。
家に戻り、ワクワクしながら染めた布を取り出す。
さっそく風呂場に、たらいを置いて、藍染のスカーフとシャツを
水につけた。藍染の匂いがただよって、いい感じです。
工房では半日じっくり作業させていただきました。
時間に余裕を持って参加してみてください。
工房の周辺にもいろいろ楽しいお店もありました。
私も早めにいって、散策すればよかったなあと思いました。
藍染工房では、年明けからワークショップがあるそうです。
1/4(土)…フックドラグ
藍染牧禎舎のブログ
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