東京外国語大学の<東アジアの音楽と芸能を知ろう 2>という連続講座を
10月から3ヶ月間受講しています。
インドネシア、ミャンマー、マレーシア、カンボジア、ベトナムの音楽や芸能を専門にしているかた。またその研究者の話を聞ける講座。
毎回すごい人たちが、いっぱいいるんだなあと思う。
今日はカンボジアの古典舞踊と仮面劇のお話でした。
講師は福富友子さん。
カンボジアの乾季は10月から11月。
乾季が始まる頃は、新米の時期でのあるため、いろんなイベントもたくさんあるとのことでした。いつかこの時期にカンボジアに行って見たいなあ。
今回特に興味を持ったのは、仮面劇(Lkhon Khol )のお話。
仮面劇ではインドの神話。「リアムケー物語」(ラーマヤナ)のお話を
演じられるそうです。
主人公のラーマ王子もカンボジアでは名前が変化して、リアム王子と呼ばれます。また王子の性格も、より人間味が強い性格になっているようです。
その演目のひとつ。
Lkhon Khol Wat Svay Andet
(ユネスコ無形文化遺産にも2018年に指定)
魔物が海の水を飲んでしまい、主人公の王子たちを困らせるお話が面白かった。
王子につかえる猿が、臭い犬の死体!と、それをつつくカラスに化けて、魔物を懲らしめる話。
最後、魔物はあまりの犬の死体のくささに、飲み込んだ水を吐きだしてしまう。
稲がよく育つように、雨乞いの意味合いがこの演目にあるそうで、雨季の初めに演じられることが多いそうです。
仮面劇の仮面は、ちょっとクスッとする感じの、素朴な作り。
張子の紙でできているそうで、カポッとかぶる、フルフェイス型。
そんな、作りが気になりました。色はペンキなのかなあ。。
*水を吐き出したり。水が逆流する話。水に関する話が気になるなあ。
カンボジアといえば、以前スバエクトムという影絵芝居(日本での公演)を
みました。大型の影絵を持っている演者の動きも同時に見て楽しめるのが、文楽のようで印象的でした。
またその時のトークだったか。ポルポト政権の大量虐殺が行われた時、知識人や伝統文化継承者などが殺された話。またその時影絵を地中に埋めて守ったこと話など。演じ続けるお話が印象に残っている。
東京外国語大学の<東アジアの音楽と芸能を知ろう 2>という連続講座を受講しています
夏に東京外語大学のイベントで見た映画。
マレーシアのワヤンのドキュメンタリー映画が面白かったので、10月から始まるこの連続講座を受けることにしました。ドキドキ。
また昨年の<東アジアの音楽と芸能を知ろう 1>講座を受講した人が、(内容は違うみたい)「面白かったよ〜。」と、言ってたのを聞いて受講してみたいなあと思ったのがきっかけです。
そして、受講場所が表参道にある、青山大学なのも。
引きこもりがちなので外にでるきっかけになるかな?と、受講してみました。
毎回、専門の方の話を聞けるお得な講座だなあと思う。
10月から1月までの、全12回。
インドネシア、ミャンマー、マレーシア、カンボジア、ベトナムの音楽や芸能を
毎回、専門の方がいらして、話を聞ける。
お得な講座だな、と思った。知らない事ばかりなので、楽しんでいます。
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