7月に絵本の読み聞かせの会の研修会で、お話をさせていただきました。
りぷりんとフレンズ・としまという絵本の読み聞かせの会。
<りぷりんと>は、60歳以上のシニアの会。
幼稚園、保育園、小学校、中学校、図書館そして高齢者施設などで、絵本の読み聞かせを行なっているそうです。
(りぷりんとフレンズのホープページ)
たくさんの方達の前で話すのは緊張しましたが、みなさん暖かく聞いていただいて嬉しかったです。
また、指導されている先生や会の方達が、途中3回に分けてそれぞれ絵本の読み聞かせをしてくださいました。
「まよなかさん」(ゴブリン書房)
「いえのなかのかみさま」(光村教育図書)
「スマントリとスコスロノ」(福音館書店)
あらためて自分が関わった絵本を再確認する機会を持つことができ嬉しかったです。
ありがとうございます。
読みきかせと
、絵本の挿絵を描く仕事の共通点ってあるかなあ。。。と、この機会にすこし考えてみました。
挿絵の絵本の仕事の場合、特に最初にすでにお話があり、それに絵を描いていく作業になります。
最初はどうやって描いたらいいか、ぼんやりした感じです。
どうしたらいいか、わからない。出来上がりはわかるんだけど。
どう登っていっったらいいかわからないので、お話の世界に関係するところに行ったり、出てくる食べ物を食べたり。
本を見たり、調べたり。落書きしたり。
ラフができて白い紙に描き始めても最初はぜんぜんモヤモヤ。なんどか浮かんだり沈んだりしているうちに、
ストンと違和感がなくなると、絵を描くのが、だんだんが楽しくなります。
読み聞かせの読み手の方が、どう読んでいいのか悩まれている話をいろいろ聞きました。
絵本の中に、自分のいろんな体験と結びつけていく。
ぴったりくる映画などの映像。声。役者さんの動きなどに落とし込んでいく。
など、絵本をどう読んだらいいのか試行錯誤するところが、なんか挿絵の絵を描くところと似ているのかなあと感じました。
今回のお話会では、今までの絵本のことを駆け足で話したりしました。
いままで描いてきた30冊ちかい絵本を大きくわけてみると、4つに分かれるのかなあ。
作絵の絵本
ことば遊びの絵本
むかしばなし(異世界でふしぎ)なお話絵本
読み物の絵本など
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あ、当日チラシを配りました。その内容をお話する余裕がありませんでした。
チラシは3つ配ったのですが、
一つは自分の絵本チラシ。
もう一つは、「かいじゅうじまのなつやすみ」のお話を書かれた風木一人さんが運営されている、ホームページのお知らせチラシ。
架空のホテル。「ホテル暴風雨」
そして読み物のチラシ。(何年か前にいただいたチラシで、読み物の本ですが。)
特に挿絵を書かせていただいた、「みんなの家出」を紹介したいなあとおもい持っていきました。
また、時間に余裕があえれば、友人の展示や会場近くにある絵本関係のお店をご紹介できなかったのが心残り。。。
またお時間ある時に、回って見ていください。
もしかしたら、研修会に参加されて、このブログを読まれている方がいるかもしれないので、まとめて書きました。
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