雑誌 母の友(福音館書店)2023年2月号に、ドローイングが掲載されます。(雑誌の発売は、2022年12月21日予定)
福音館書店の雑誌。母の友の2023年2月号の、<絵本作家の自由帳>のページに、掲載予定です。
雑誌の発売が2022年12月21日予定。
年末年始になるため、普段より発売日が早いのでご注意を〜。
<絵本作家の自由帳>のページは、雑誌のちいさい展覧会。
<絵本作家の自由帳>のページでは、雑誌の展覧会のように、自由に見開きページで作品を掲載できます。
私は何をのせてもらうおかなあ?と色々悩みました。
版画にしようか?木版画とか??と。
今回、二年前から自主練として描いている、ドローングを掲載することにしました。
2年前から、<その日の誕生日をお祝いする>をテーマに、毎日落書きの動画を撮って遊んでいます。
出来上がったドローイングの写真は、ツイッターなどでアップ。
動画はYouTubeにアップしています。
最近ではなるべく1分以内に収まるように、描くようにしていますが、難しいです。
今回のドローイングのテーマは、<母の友>にした。
いつも、きっかけを作って絵を描きます。
例えば、その日の数字。
最近は、身近にあるものの影を描いて、そこから何に見えるかな?と描いています。
今回の雑誌のためのドローイングテーマは、<母の友>にしました。
<母> <の> <友>の、3つの単語を最初に朱墨汁で描いて、そこから何にみえるかな〜〜??と、即興で描いています。
一回でこれはいいんじゃない?!っていう絵を描くことが難しい。
それぞれ数点ずつ描きました。
描いた絵を持って、母の友の編集者さんとレイアウトを決める。
描いた絵を全部とりあえず持っていって、母の友の編集者さんに見てもらいました。
のせる絵を2点選ぶ。
なんか2枚組の、お話みたいな組み合わせになったかな?
また、動画の撮影時に黄緑色の色紙の上に絵を描いた。
そんな感じに、見開きの色も黄緑色の画用紙の上に、絵を載せる感じにする。
絵を描いた画用紙をそのまま入れ込むと、絵が小さくなる。
そのため、ちぎった画用紙の形の中に、絵柄を入れ込むように、デザインしてもらうことに。
(デザインは、白石デザイン・オフィスさん。
絵本「スマントリとスコスロノ」(福音館書店)のデザインでもお世話になったところだ。)
雑誌では、2点選んで掲載しています。
YouTubeとブログには、掲載されていない動画も紹介しています。
どれがのっているかは、紙面を見てのおたのしみ〜。
出来上がりを書店で見ていただけると、うれしいです。
<母>から生まれた、ドローイング5点。
母の1『まだ帰りたくなかったのに〜』
母の字って書いてみると、面白い。まずは朱墨汁で母の字を描いて、何に見えるかな?
筆ペンで、母の字の上を気まぐれに何か描いてみる。
ひっくり返したら、ネズミの形に見えたので、目とひげを描く。
あかちゃんネズミは、おんぶされています。なんか不満げな顔。
まだまだ保育園で遊びたりないみたい。
親ネズミにおんぶされて、親ネズミに、ヨシヨシされながら、お家に帰っていく様子が出来上がりました。
最後、日付を入れるかちょっと悩んだ。
(普段の誕生日のドローイングは、日付をいれているので。)
母の2『そろーりそろり。しのび足。』
<母>の字を 踊っているように書いています。
その方が動きがでるかなと思って。
朱墨汁で、<母>を描いたら、こんどは筆ペンでなるべく気ままに筆を動かします。
なんか手が出来ました!耳と目玉をつけて、なんか動物が生まれたよ。
こっそり、しのび足であるいている。なにを狙っているのかな?
これは一気に描けて気持ちよかった。
最後の日付は、10月だけにしています。
母の3『作曲中』
母の字の真ん中の棒をぐにゃりと描いたら、なんか譜面台に見えました。
作曲家?音楽家が、譜面になにやら書き留めています。
いいフレーズを思いついたのかしら?
これも、一気に描けて楽しかった。
母の4『素敵なショール
母の字をグニャと書いたら、顔を描いて。。。。
自分でも何になるか、わからないまま、日付を書いてサインをつけて出来上がり。
出来上がってから、うむ。これはショール。素敵なスカーフを身につけている人にしよう!と、題名をつけた。
母の5『ハハハのタンスちゃん』
ちょっとカクカク気味に母を書いてみてた。
ぐるっと筆ペンを走らせてみると、母の字が胴体になった。
顔をつけて、手足をつけたら、走っている姿に。
体の<母>の四角い部分が、タンスに見えた。転々が引き出しの取手に見える?
タンスちゃんが、にこやかに走っている様子が、生まれました。
<の>からうまれた、ドローング4点。
のの1『のんびりオオカミ
<の>を書いて、なるべく無意識に筆ペンを走らせる。
お。なんか犬系の生き物が生まれました。
毛並みを整えて、2022年とサインをいれて出来上がり。
最後アクセントに、朱墨汁で地面を入れました。
のの2『のんびりさん』
のを書いて、ぐるんと筆ペンで描いたら、<の>を抱えている人が出来ました。
のがつく、のんびりやさんが生まれました。
のの3『のみこまれるドーナツ』
ぐるっとのを書いて、筆ペンを走らせたらオオカミの顔が生まれました。
舌なのかな?
<の>の字をぐを〜〜と、飲み込んでいます。
さすがオオカミ大きな口です。
のの4『なるほどの〜』
の〜を書いて、筆ペンでグルリ。
<の>の形が、腕に見えました。
ふむふむと、納得している人が生まれました。
何を聞いているのかな?
<友>からうまれた、ドローイング4点。
友の1『でっかいお宝。手に入れたぜ!
<友>ざっくりと描く。
筆ペンで描いていくと、なんか自慢している人が生まれました。
背中になんか背負っています。
ふろしき包の中になにが入っているのでしょうか?
なんかお宝をみつけたようです。なんだろう?
友の2『このハンモッグでねると、友達の夢をみるな。』
サクッと<友>を描いたらた、筆ペンでサラサラ。
なんか<友>に、ぶら下がっている人が生まれました。
なんだろう?ハンモックかしら。
<友>の模様のついたハンモック。
このハンモックで寝ると友達が夢に出てきそうです。
友の3『友に秘密』
さくっと、友を描いて。
お。また顔にしようかな?と、おもったら、
手をつけて、「ふふふ。」と、笑っている子が生まれました。
『友達にこれを話すの、やーめた。』
なにを見ちゃったのかな?
友の4『犬ぞり』
サクッと、<友>を描いて。
お。<友>の字がソリに見えました。
犬ぞりなのかなあ。ビューンと早い早い。
雪山を越えていきます。
<母の友>には、上の動画の中から2つのイラストを掲載しました。
雑誌に掲載された絵と共に、その他の動画も楽しんでいただけるとうれしいな。
福音館書店の、母の友ページはこちら。
2023年2月号は、12月21日に発売予定。書店で手に取ってご覧ください。
早川純子のYouTubeはこちら。
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