来年(2020年)刊行予定の絵本ラフを作っています。
10年前〜に、瑞雲舎から発売された「はやくちこぶた」の姉妹編です。
絵本「はやくちこぶた」(瑞雲舎)は、
早口言葉だけで進む絵本。
絵本「はやくちこぶた」は、早口言葉だけでお話が進む絵本です。
オオカミがこぶたを追い掛けていく単純なお話。
3匹の子豚が、お話の下敷きです。
今回作っている姉妹編は、言葉遊びの内容ではなく、物語がある展開。
でも前作の絵本を読んで、よりいっそう楽しんでもらえる内容にできたらいいな〜と、思って編集者の人と作っています。
今はまだお話の流れに悩んでいます。
夏前からのんびりラ絵本のラフを進めていました。
(続編を描こう!という話は何年も前からありましたが、私が怠け者なのでなかなか進まなかったのです。)
ラフとは、絵本の設計図。下書きのことです。
15見開きある絵本をどう展開させるか。絵はどうするのか?
文章はどうするのか?
作家さんによって。また絵本によって、絵本の描き方はいろいろです。
今回の絵本は、ラフを作ってから本文の絵を描き始める形にしています。
6月頃に、最初のミニラフが出来上がりました。
これをもとに、だんだんお話の展開を考えていっています。
6月から打ち合わせも4回目でしょうか。。。。
ラフの大きさもだんだん大きくなりました。
お話の筋。。最初と終わりは同じなのです。
でも途中の展開のページ割りと、場面の見せ方がまだまだしっくりきていません。
編集者のかたと話し合いながら、進めています。
今回も追いかけっこのお話で、単純な話なのです。
でもページが足りない〜〜。15見開きもあるのに。。。。
来年(2020年)の中頃の出来上がりを目指して、制作をすすめています。
そのため、ラフ(絵本のお話のあらすじ、展開、絵の下書きの設計図みたいなもの)を10月中。。。遅くても11月の初めには仕上げる感じ。
その後、絵を描き始めて、、、、来年の早い段階で絵を仕上げる予定ですが、どどう進むかなあ。
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早川純子【HAYAKAWA, junko】版画家:絵本作家
鹿角版画室 :ひっくりかえる版画の世界を探索しに東京にうまれる。
多摩美術大学で版画を学び、現在版画を作りながら絵本の仕事をしています。
主な絵本に、「まよなかさん」(ゴブリン書房)、「はやくちこぶた」(瑞雲舎)、 「どんぐりロケット」(ほるぷ出版)、 「山からきたふたご スマントリとスコスロノ」(乾千恵再話、松本亮監修/福音館書店)など多数。
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こんにちは。このブログ記事を見ていただきありがとうございます。
私はうさぎや鹿など、ちょっと変わった生き物が登場する版画や、絵本を作っています。
鹿角版画の《鹿角;しかつの》は、鹿のツノをアンテナに見立てて、名付けました。
頭につけたアンテナで、ワクワクのタネを受けながら作品をつくり、 それがどんどん世界につながっていく。そして新しい出会いにつながり、またワクワクな作品を作っていけたらと考えています。
のんびりよろしくお願いいたします。
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