2019年度後期(10月〜1月):日本工学院専門学校。グラフィッザイン科2年生の選択授業。<イラストレーション:絵本>の実習授業。自分のメモと反省もかねて、内容などを簡単にアップしています。
10月。はやいなあ。
後期の授業が始まった。
日本工学院専門学校。
グラフィックデザイン科2年生の選択授業。
イラストレーション(絵本)が始まりました。
今日から来年の1月まで15回です。
絵本の授業なのですが、絵本作家になる!という内容ではありません。
絵を描くのが好きな子達が選択する授業なのかな。
授業を通して、いろんな素材、表現方法を体験してもらい、今後の作品作りに役立ってくれるといいなあと考えています。
初回は、自己紹介絵本を作ってもらおう。と、思っていたけれど。。。
今年で2年生。3回目の後期の授業。
今回はどんな感じの生徒さんが集まるのかなあとドキドキ。
初回は自己紹介絵本を作りながら、のんびり全体の様子を見ようと思っていました。
しかし当日びっくり。
今回は人数が多かった。
事前に聞けばよかったのですが、油断していました。
今まで少人数だったので、今年もそうかと思っていた自分が甘かった。
(今年の2年生は人数が多いそうです。)
まさかの25人ちょい。
予備の内容も考えといてよかった〜と。ホットしました。
学校に到着したのも40分前だったので、それもよかったな。
でもやっぱり初回は人数が多くても。少なくても緊張します。
授業が始まる前にみんな席について焦る。。。
いつもながらみんな真面目。
時間前にみんな席に座っています。
これまでとは違う生徒数に焦りつつ、この選択授業の全体の流れを説明する。
その後、自分の簡単な自己紹介。
最初の絵本の読み聞かせもした。後ろの席まで見えたかなあ。。。
<読み聞かせをした絵本>
「しんじなくてもいいけれど」(内田麟太郎:文 ビリケン出版)
授業前半
「なんにみえるかな」絵本を作る。
まずは、ビリビリに画用紙を破ってもらう。
授業前半は、簡単なワークショップを通して、「なんにみえるかな」絵本を作ってもらいました。
まず最初に学生さんの前で、画用紙をビリビリにちぎってみせた。
生徒さん、ちょっと引いたかもしれないけれど。。。
これからやってもらうことを説明。
ちぎった形から。何に見えるか考えて描いてね。というと、生徒さん、すぐ納得してくれた。
各テーブルに、画用紙を配り、生徒さんにちぎってもらった。
いろんな形になった画用紙を 集め並べて好きな形を選んでもらう。
それぞれ作った形を利用して、簡単な一見開きの絵本を作ってもらう。
黒い台紙。白い台紙に貼りこんで作品をつくる。内容を考える。
みんな集中して静か。
出来上がった作品。さすが。
いろんな見せ方のバリエーションがでてきた。すごいな。
授業後半
「自己紹介絵本」をつくる
後半は、コピー用紙を折り曲げて簡単な絵本の形にする。
それをつかって、各自で自己紹介絵本を作りました。
こちらもみんな真剣でした。
今回の絵本資料。
*早川の絵本を何冊か持って行って見てもらう。
「しんじなくてもいいけれど」「はやくちこぶた」
「うさぎさんのあたらしいえ」
*今作っている絵本のラフを見てもらった。
「はやくちこぶた」の続編絵本2020年に刊行予定
今後の自分課題
今までとは違い、生徒数が多くなり、気楽に机に集まってもらい、資料を見てもらうことが難しくなった。
数回に分けるか、見せ方の工夫をするか。考える必要あり。
*絵の具を使ったワークショップの時の作業の進め方。
*いままでのように、気ままに内容を考えるのが難しいこと。事前に持ち物などの連絡が必要。(今までが気まぐれ過ぎた。。。)
蒲田にある日本工学院専門学校。
グラフィックデザイン科の2年生の後期/選択授業の一つ。
イラストレーション(絵本)の授業を2017年から担当しています。
自分のメモもかねて、授業内容を簡単にアップしています。この授業は10月から1月までの全15回。
2コマ/約三時間の実習です。
毎回簡単なワークショップ。絵本の紹介など。
後半から各自で絵本、または連続したイラスト製作をする時間を増やす。
最後にまとめた形で作品を提出してもらいます。
「絵本作家になる!」のが目的の授業ではありません。
絵を描くのが好きな生徒が選択することが多いのかな?と、感じています。
そのため授業を通して、いろんな素材、表現方法を体験してもらう。
そして今後の作品作りや仕事の見方に少しでも役立ってくれる内容になるといいなあと考えています。
早川純子【HAYAKAWA, junko】版画家:絵本作家
鹿角版画室 :ひっくりかえる版画の世界を探索しに東京にうまれる。
多摩美術大学で版画を学び、現在版画を作りながら絵本の仕事をしています。
主な絵本に、「まよなかさん」(ゴブリン書房)、「はやくちこぶた」(瑞雲舎)、 「どんぐりロケット」(ほるぷ出版)、 「山からきたふたご スマントリとスコスロノ」(乾千恵再話、松本亮監修/福音館書店)など多数。
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こんにちは。このブログ記事を見ていただきありがとうございます。
私はうさぎや鹿など、ちょっと変わった生き物が登場する版画や、絵本を作っています。
鹿角版画の《鹿角;しかつの》は、鹿のツノをアンテナに見立てて、名付けました。
頭につけたアンテナで、ワクワクのタネを受けながら作品をつくり、 それがどんどん世界につながっていく。そして新しい出会いにつながり、またワクワクな作品を作っていけたらと考えています。
のんびりよろしくお願いいたします。
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【twitter】:新月と満月の時に、呟くことが多いかも。 https://twitter.com/sikatunohanga
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その日の誕生日を祝っての、drawing live。また絵本の作業中の動画をのんびりアップしています。
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